基本的に3キャリアを比較する場合は電波の入り具合や速度といったものに重点を置いてきたように思います。もっとも電波の入り具合という点では早くから独占状態にあったドコモのインフラが圧倒的だったこともあり、いまだにエリアを考えた場合はドコモが一番でありそれは地方にドコモユーザーが多いことからもわかります。それでも今はそこまでの差がないくらいになっているので、auやソフトバンクユーザーも地方でかなり巻き返しているといえるでしょう。このエリアではソフトバンクが速かった、こちらではauがダントツだったといったエリアや速度の比較は現在ではどうもお腹いっぱいの様相になってきたように思えます。一般的には、どこも大して違いはない、とかauでもソフトバンクでもドコモでもどこでも快適に使えるからいいのでは、といったようにネットワークの均質化がいつのまにか定着しているのです。もっとも今回のiPhone6sの発売に合わせてドコモが最速で262.5Mbpsをアピールしていてさらに速度の戦いが始まるのかと言った様相になってきました。もっともこの速度もそれほど突出しているというものではないのでそこまで加熱するとの予想はなく、どちらかというとauが仕掛けたスーパーカケホの千円引きなど料金のほうで熱い戦いが繰り広げられそうです。
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