オリコンでは毎年スマートフォンや携帯電話を発売しているキャリア各社の顧客満足度を調査しているそうだ。
9年ほど前に始まった電話番号を変えなくて済むMNPから、どの携帯会社にも乗り換えがしやすくなり、他社攻略のチャンスとさらに各社しのぎを削って通信速度の向上や、エリア拡大、機種の魅力などをアピールしあっている。
そんな中2014年の調査ではソフトバンク、au、docomoの順だった順位が逆転し、今年はdocomoが一位になり、ソフトバンクが3位へと落ちてしまったそうだ。
現在多くの人が重要視しているのが、ネットの繋がりやすさ、通話品質といった部分だという。
その背景には各社料金プランが横並びの現状があると思われる。料金プランが同じであれば、もちろん通信面での比較ということになるだろう。
通話品質などの部分のポイントもdocomoが昨年よりもアップしてトップに浮上しており、ネットの繋がりやすさもポイントアップしている。
特にスマホになって、通信を常に必要とするアプリの利用頻度が上がっているということから、ネットの繋がりやすさを重視している顧客が多いとも言えるだろう。
逆にソフトバンクは料金プランが売りであったが、横並びになってしまったことで、不利になってきているという部分もあるらしい。
確かに最近の携帯電話各社は別の会社が出したプランとすぐに同じプランをだしてくるので、あまり違いが感じられにくい。これから各社がどのように差別化を図ってくるのか、はたまた横並びの今のまま進むのかは興味深いところである。Leave a Reply