ソニーは8月29日、ウォークマンや同社オーディオ機器向けのWindows用音楽ファイル管理/再生アプリ「Sony | Music Center for PC」を無料提供開始しました。新ウォークマン「S310シリーズ」や、Bluetoothスピーカー、AVアンプなど、ソニーオーディオ製品用のWindowsアプリで、対応OSはWindows 7/8/10です。近年のソニーオーディオ製品では、「Media Go」が標準の音楽管理アプリとして推奨されていたのですが、Media Goに代わるものとして提供開始された。開発はソニービデオ&サウンドプロダクツです。Media Goから動画や写真の管理/転送機能が省かれ、音楽専用のプレーヤー/管理アプリとなっています。ハイレゾ再生機能やホームネットワーク機能などを備えた、音楽プレーヤー/サーバーソフトウェアで、スマホアプリ「Music Center」と同ブランドとしました。なお、ソフトウェアのベースには、以前ウォークマン用アプリとして展開していた「x-アプリ」を利用しています。

Brushupは8月31日、デザインレビューツール「Brushup」のiOSアプリを公開しました。Brushupユーザーは無料で利用できるとのことです。外出先でもストレスなくレビューしたいというニーズに応えるために開発したということです。Brushupは、イラスト、写真、動画、ドキュメントなどのデータに、手書きのコメントや描き込みをすることで、プロジェクト関係者とデザインを確認するフローを効率化できるレビューツールです。2015年3月にリリースし、これまでに1600社に導入されているということです。また、2月には事業を加速させるため、フェンリルから分社化し、新会社「Brushup」を設立しました。Brushup代表取締役の水谷好孝氏によれば、顧客の比率は「イラスト制作」が44%、「学校教育」が20%、「ウェブ制作」が15%などとなっているということです。たとえば学校教育では、クラーク記念国際高等学校が導入しており、生徒のプレゼンテーション指導やスポーツの改善などに活用しているとのことです。

ASUS JAPANは、Android 7.0搭載タブレット「ASUS ZenPad 10(Z301M)」を9月23日に発売します。価格は2万2800円(税抜、以下同)となっています。「ZenPad 10(Z301M)」は、前モデル「ZenPad 10(Z300M)」からデザインをリニューアルした10.1インチのAndroidタブレットで、Wi-Fi専用モデルで、モバイル通信機能は非対応となります。落ち着いた色合いのダークブルー、アッシュグレー、クラシックホワイトの3色をラインナップしています。背面にはニットパターンを型押し。前面の外周にはゴールドやシルバーのアクセントカラーを使い、質感を高めているのです。横幅は251.7mmと前モデルより約10mm短縮され、重さは約470gと20g程度軽くなっています。ハードウェア上の変更はマイナーチェンジにとどまり、新たにジャイロセンサーを搭載したほか、Bluetoothの対応バージョンが4.0→4.2へとスペックアップしているのです。